前回少し書いたとおり、『プレイヤーズ王国』に登録してあった2曲がやっと公開された。
『プレイヤーズ王国』というのは、ヤマハがやっている音源公開サイトなのだが、コピー曲でも可能なのがいい。
サイト側で著作権処理をやってくれるのだ(つまりは楽曲使用料も払ってくれているわけだ)。
すばらしい。
ただその分、登録から公開までに時間がかかるのだが、これは仕方がない。
さて、曲は、BOW WOWの「ロックンロール・ドライブ」と、ヴァン・ヘイレンの「叶わぬ賭け」。
ともに1980年、ぼくが高校1年生のときの音源だ。
楽器屋のスタジオで半日がかりで録音した。
楽器屋のお兄さんがエンジニアを務めてくれて。
ちゃんとバッキング・トラックと、ギター・ソロやボーカルは別録りしている。
ギターも左右に振り分けてあったりするので、ヘッドホンやイヤホンで聴いていただけると、臨場感があるかもです。
バンドは、ぼく(ギター)とボーカルが高1。
ドラムとベースが高3。
このリズム・セクションの2人、すごかったなあ。
特にドラムのTさんは、その気があったら間違いなくプロになれただろう。
今は田舎の郵便局の局長さんだ。
ベースは派手さはないが、このタイトさはすごいと思う。
ボーカルはぼくの幼なじみで、迫力満点の歌を歌うやつだった。
練習でがんばり過ぎて、この本番録音ではちょっと喉をつぶしている。
だから普段の実力を出せていない部分もあるのだが、でも十分かっこいい。
で、ぼくのギターは……まだまだ若いですなあ(笑)。
自分のエレキを買ってからまだ数ヶ月、という時期だし(言い訳)。
リズムも甘ければ、スムーズさも足りない。
自分の味とか色なんてものは、まだまだ遠い先の話。
でも、がんばっているのだけは伝わってくる(笑)。
BOW WOWの「ロックンロール・ドライブ」のギター、むちゃくちゃ難しいのだ!
この曲ばっかり、死ぬほど練習したのを覚えている。
だから、まあ聴けないことはない、というレベルかなあ。
一応、高1としてはがんばってるじゃん、と27年前の自分を褒めておこう(笑)。
当時の機材はこんな感じです。
ヤマハの5万円のストラト>ボス DS-1>ローランド スペースエコー RE-201(楽器屋の機材)>ヤマハ Fシリーズのアンプ(50W? スタジオ常備品)
「叶わぬ賭け」では、ボスのフェイザーを使っています(先輩からの借り物)。
ではお時間のある方はお聴きくださいませ!
ロックンロール・ドライブ
http://players.music-eclub.com/?action=user_song_detail&song_id=172016
叶わぬ賭け
http://players.music-eclub.com/?action=user_song_detail&song_id=172019