六弦一会:
恥ずかしながら帰って参りました
2012年04月11日
以前このTargieで連載していたギター・コラム『六弦一会(ろくげんいちえ)』が、このたび復活することになりました。
帰って来た六弦一会!
六弦一会の逆襲!
六弦一会リローデッド!
六弦一会ファイナル・エヴォリューション!
等々、巷では大きな話題を呼んでいるようですが(すみません、ウソです)、相も変わらずギターや音楽についてダラダラと、じゃなくて気合を込めて書いていこうかと思います(これもウソっぽいな)。
ちなみに今回のタイトル、「恥ずかしながら帰って参りました」はグアム島から帰還した旧日本兵、横井庄一さんの言葉です(古い……)。
さて、以前連載していたと書きましたが、それってもう5年も前のことなんですね。
この5年の間にはいろんなことがありました。
総理大臣は100人ぐらい代わりましたし、政権交代もしましたし、総選挙といえばAKBの人気投票のことを指すようになりましたし、センターも変わりましたし(というと野球の話だと思う人はオジサンです。あ、僕もか)。
僕自身もどうやら5歳ぐらい年を取った気がしないでもありません。たぶん気のせいだと思いますけど。
まあそれでも、変わらないものもあるわけで、僕の“ギター愛”も変わっていないようです。
以前のアーカイブスも残っていますので、ヒマでヒマでしょうがない時に読んでいただくと時間つぶしにはなるかと思うのですが、そこに「ギターとは自分の体温が最も伝わりやすい楽器だ」と書きました(書いたような気がします。違っていたらすみません)。
その気持ちは今もまったく変わっていません。
下手だろうが、年齢がいくつだろうが、まわりから呆れられようが、いいじゃん。
自分の体温とすぐにひとつになってくれるギターという楽器さえあれば、ちょっとだけ生きやすくなるから。
……そんな思いに共感してくださる方々のために、このコラムをまた書いていきたいと思います。
猫を抱っこするのはどうなんだ、最初から同じ体温だぞ! とツッコミを入れたあなたには、このコラムは向いていないかもしれません(笑)。