ヨーロピアン・ハイエンド・エフェクト「G-LAB DUAL REVERB DR-3」
最近アメリカのミュージシャンの足下にヨーロッパ製のエフェクターが並んでいるのを良く目にする。数え切れないほどの自国エフェクト・メーカーを差し置いて、何が彼らを惹きつけるのか、気になるところだ。そこで今回からしばらく、日本にも入り始めたヨーロッパのブランド2社のエフェクターを試してみようと思う。
まず最初にお届けするのはポーランドのメーカー「G-LAB」。
旧社会主義国時代からの歴史を有する精密機器メーカーの楽器部門として立ち上げられたブランドだという。それゆえ技術力は高く、感圧センサーによる操作制御やデジタル利用の信号処理、筐体の組み立て精度、強度などは既存のエフェクト・メーカーとは一線を画するものがある。
今回は数あるコンパクト・エフェクターの中からリバーブ・ユニット「Dual Reverb DR-3」を試してみた。
その名の通り、2チャンネル完全切り替え可能の便利なデジタル・リバーブで、アナログ信号を残しながら、エフェクト成分にだけデジタル処理を施した「MAX ANALOGテクノロジー」を採用している。トゥルー・バイパスである。
ちなみにこちらのリバーブ、先日取材したレネゲイド・クリエイションのロベン・フォードの足下にも置かれていた。
それではそのサウンドを聴いていただこう。

独特のメタル・スイッチが秀逸。
比較的軽めな踏み心地ながら、切り替え感がはっきりわかる優れもの。

Foot Pedalでチャンネル切り替えが可能なほか、
DelayペダルSD-1と接続して、連動切り替えも可能。
電源はDC-9Vセンターマイナスのアダプター対応。バッテリーは使用できない。
G-LAB Dual Reverb DR-3
¥28,900
お問い合わせは
ノイヴェラックス