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| 70年代から日本のミュージック・シーンをギター1本で支えてきた松原正樹。暖かいトーン、唄心溢れる伸びやかなフレージング。彼のギターは日本のポップ・ミュージックの歴史になくてはならない唯一無比のサウンドだ。 松原が1978年にソロ・デビューを果たしてから30年の昨年11月、東京・六本木スィートベイジルでアニバーサリー・ライブが行われた。噂が噂を呼びチケットは完売。それでも当日はキャンセル待ちの長い列が店を取り巻いたという。それもそのはず、松原正樹30年のキャリアのショーケースとして完璧なメンバーが集められたのだ。リズム隊には渡嘉敷祐一と岡沢 章。パラシュート仲間の今 剛、井上 鑑、そしてマイク・ダンも参加。奥方南部昌江がキーボードで脇を支え、ゲストボーカルに佐藤竹善（シング・ライク・トーキング）が登場… ソロアルバムや最新の「HUMARHYTHM」からのナンバーはもちろん、パラシュートの名曲の数々も惜しみなく披露され、オーディエンスは珠玉のギター・サウンドに酔いしれたのだった。 それから半年。この伝説の一夜の模様を収めたDVDとCDがついに発売された。 MCも含めたフル・セットを収めた贅沢さ。ギター好きも納得の映像、カメラワーク。日本のライブDVDとしては比類のない完成度の本作にはギタリスト松原正樹ならではのこだわりが感じられる。 そこでTARGIEでは松原正樹への超ロング・インタビューを敢行、松原所有のスタジオを訪ね、今回のDVDにかけた思い、使用楽器や機材などについてじっくり話を聞いた。当日実際に使用した機材を前に、時にギターをつま弾きながらというTARGIEならではのインタビュー。松原ファンのみならず、広くギター・ファン必見の内容となっている。 また、松原が自身のギター・ライフを振り返ったスペシャル・コンテンツ「MY GUITAR, MY LIFE」も来月より順次公開予定。こちらも是非ご期待いただきたい。 |
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